少額取引(1000通貨)から始めるFX

MENU

少額取引(1000通貨)から始めるFX

FXには「多くの資金が必要なもの」と考えている人も多くいます。
確かに、大きな利益を出したいのであれば多くの資金が必要になりますが、実際にはかなり少額から始めることができます。取引単位1000通貨なら、25倍のレバレッジを掛けた状態で4000円から5000円程度で始められます。

 

FXで少額取引を始めるための基礎知識

 

1000通貨の取引にいくら必要?

 

FXでは、取引する通貨の単位を「ロット(lot)」で表します。

1ロットの単位は通常「1万通貨」です。1ドルが100円の場合に「100円×1万通貨=100万円」となるので、1万通貨あたり100万円のお金が必要となります。


投資を始めるにあたって、いきなり100万円の入金が必要となると、かなりお金が余っている人でもないと「敷居が高い」と感じるでしょう。
ところが、FX会社によっては1000通貨で始めることができるところもあり、少額でFX取引を開始できます。
1万通貨を持つためにはある程度の自己資金が必要ですが、その10分の1の1000通貨なら初心者でも「これならやれそう」という気持ちになれます。
特に初めてFX取引をするという人にとって、多くの資金を用意するのは困難であることが多いので、まずは最小取引単位である1000通貨から始めることをおすすめします。

 

【1000通貨取引で必要な金額(2021年1月15日時点のレート)】

 

通貨ペア

レバレッジ1倍

レバレッジ25倍

米ドル/円(104円)

10万4000円

4160円

ユーロ/円(126円)

12万6000円

5040円

豪ドル/円(80円)

8万円

3200円

英ポンド/円(141円)

14万1000円

5640円

 

1000通貨なら、レバレッジを掛けない場合は約10万円前後、レバレッジ25倍なら数千円で取引できます。
1万通貨しか取り扱いがなければ、この10倍もの証拠金を入金しなければいけません。

 

1000通貨取引をシミュレーションすると

 

1000通貨を取引して得られる利益は、1万通貨よりは少額になります。取引単位が10分の1であるため、得られる利益も10分の1です。
FXでは値幅をpipsという単位で表します。

 

・pips:通貨の値動きの最小単位
米ドル/円の場合、1pips=0.01円
ユーロ/ドルの場合、1pips=0.001ドル

 

FXではこのpipsを多く獲得できれば利益が増えるようになっています。
FXの損益は「取引量×pips」で表すことができます。トレードがどれほど利益を生んだかを計測するには、pipsで損益結果を計算します。

 

【pipsによる損益の結果の実例】
・米ドル/円で1pips稼いだ場合
1000通貨のとき:0.01円(1pips)×1000通貨=利益10円
1万通貨のとき:0.01円(1pips)×1万通貨=利益100円

 

pips幅が広ければもっと利益は上がりますが、初心者はまずこの原則を覚えておきましょう。
FXは結局は「外貨の両替で稼ぐ」投資方法です。

pips幅が狭いときに買って、広がったときに売るときに、多くの資金を投入できれば大きな利益が出ます。

 

③1000通貨取引を始めるには

 

1.FX会社を選ぶ

 

1000通貨取引では必要証拠金が少なくて済むので、大きな損失を出すリスクが低くなり、気軽に始めることができます。
ただ、1000通貨取引をするには、「1000通貨での取引が可能なFX会社」を選ぶ必要があります。FX会社によっては最小取引単位が1万通貨以上と定められているところも多いので、しっかり確認しておきましょう。

 

【1000通貨から取引できるFX会社】
・松井証券FX
・LIGHT FX
・みんなのFX
・DMM FX

 

松井証券FXでは「1通貨」から取引することもできます。1通貨なら数百円なので、ちょっと余った小遣いで投資を始められます。

 

2.チャートを見てみる

 

FX会社に口座の開設ができたら、チャートを見ることに慣れる必要があります。
最初は「ローソク足の時系列」に沿った分析方法を使うことになるでしょう。値動きの傾向を最も分かりやすく表示したものです。また、「インディケータ」という指標も大切です。インディケータは「通貨の売られすぎや買われすぎを示すツール」「トレンドの強さを示すツール」などの値動きの分析に用いられるものです。
FX会社はそれぞれ取引ツールにインディケータを標準搭載しています。自分に合ったインディケータツールをチャートに表示させて値動きの分析をしてみましょう。

 

3.情報収集

 

チャートの設定を完了して見方が分かったところで、経済情報をチェックしてみましょう。為替相場は経済指標や世界的なニュースによって変動します。特に重視されるものは以下のような指標です。

 

・米国雇用統計
・各国の政策金利
・GDPの発表

 

4.エントリーしてトレード開始

 

取引の準備ができたら、トレードを開始しましょう。取引したい通貨ペアを選択して、「買い・売り」を判断して新規注文を出します。後は相場が思い通りに進むかどうかを待ちます。

 

④レバレッジの基本を知ろう

 

FXが少額から取引できる理由は「レバレッジ」という仕組みがあるからです。
レバレッジは「てこの原理」に登場する「てこ」という意味で、少ない資金で大きな投資ができることから「レバレッジ」と呼ばれます。
たとえば、米ドル/円が100円のとき1000通貨(1000ドル)の取引をするなら、通常は10万円が必要となります。
日本国内では最大25倍までのレバレッジを掛けることができるので、「100円×1000通貨÷25=4000円」で算出できる「4000円」があれば投資できます。
FXは為替の動きによる「差額」を狙ってトレードするのが基本ですので、現物の貨幣を受け取るわけではありません。
そのため、ある程度のレバレッジを掛けたトレードが可能です。少額でも大きな取引ができるので、投資効率を高めることができます。
一方で、「レバレッジはリスキーだ」という話も聞いたことがあるという人も多いでしょう。
これは「レバレッジを高くしたときには資金管理をしっかりしないと危ない」という意味です。
レバレッジを使っても実際の利益や損失の金額が変わるわけではありません。
米ドル/円が100円から101円になれば、1000通貨あたりの利益は1000円で、逆に99円になれば1000円の損失です。
これはレバレッジが1倍でも5倍でも10倍でもまったく変わりません。

1倍なら10万円が必要証拠金で、25倍なら4000円が必要証拠金ということに過ぎません。


高いレバレッジを掛けると、投資している証拠金の利益に対する損失の「比率が高くなる」というだけで、その金額が変わるわけではありません。

 

FX少額取引とメリットと注意点

 

損失の金額が小さくなる

 

FXだけでなく、すべての投資に言えることですが、少額で取引すれば利益が出たときの金額は小さいですが、一方で損失が出た場合の金額も小さくなります。
たとえば、米ドル/円で100pipsの損失が出たことを考えてみると、1万通貨でポジションを保有している場合、予想から100pipsの逆光があると1万円の損失となりますが、1000通貨なら1000円で済みます。投資額が10分の1ですので、損益いずれも10分の1になります。
日本では、FXが投資方法として高い人気があります。
要因として短時間でできることや、ゲーム感覚で取引できる点などが挙げられますが、FX会社による企業努力もFX人気を押し上げる要因となっています。
FXに関する情報発信にも努力しているため、「FXに興味がある」という潜在的ユーザーの掘り起こしに成功しています。
投資というと、どこか「分かりにくいもの」「とっつきにくいもの」という考えが定着していますが、FXは単純です。
要するに「外貨の両替」ですので、原理が分かりやすく、しかも奥が深いものです。
せっかく興味が出てきたのに、「最初に出す金額が大きい」と腰が引けてしまいますが、4000円や5000円といったお金でまずは始めることができるのはFXのメリットでしょう。

 

心理的な余裕を持てる

 

人間の心理には「わずかな利益が出ている段階で利益の確定をしたくなる」「ちょっとでも損したくない」という働きがあります。
含み損が出ているときに、あえて損失確定することでリスクを抑える行為を「損切り」と言いますが、簡単に損切りをする思い切りは持てないというのが通常です。
投資をする人の心には「損したくない」という恐怖心があるからです。
ここでも、少額取引から始めるメリットがあります。少額で取引すれば、利益も損失も小さくなります。
もし大きな金額だと恐怖心が大きくてなかなか損切りに踏み切れません。
出している金額が少額なら、「このくらいなら負けてもたいしたことはない」という余裕が生まれてきます。
わずかな利益だけであっさり利益を確定してしまうのを「チキン利食い」と呼ぶこともありますが、この心理も少額の取引によって体験することができます。
実際に自分がどのくらい「損切りできない人間なのか」「チキン利食いしてしまうのか」を客観的に見ることができます。
少額取引なので、こうした心理的な余裕を持ちやすいことがメリットです。本格的な金額でFX取引するときに、重要な判断力や行動力を養うことができます。

 

経験を積める

 

すべての投資は「経験こそ命」です。
何でも「やってみないと分からない」ことばかりなのが投資です。車や自転車の運転、料理などに似ていて、いくら口で説明されても本で読んでも実際に自分で体験しないとメリットもデメリットも分かりません。
また、そもそも自分がFXに向いているのかも分からないでしょう。
勉強によって学べることも多くありますが、はやり経験にまさるものはありません。

経験しながら勉強し、勉強したことを活かして経験値を積むというのが投資の正しい取組みです。


体験は、「実際に自分のお金を使ってみる」ことで身につきます。
FXなら非常な少額から体験することが可能です。

自分がお金を出して、それによって値動きすることを体験してこそ、多くのことが身につきます。


経験のなかでも特に大切なのは、「失敗する」ことです。

失敗から学び、同じ過ちを繰り返さないように勉強することによって、テクニックが磨かれていきます。


失敗を大きな金額でやってしまうと、失敗経験が許容できない金額にまでなってしまいます。

そのまま資金が底をついたら、FXからも投資からも撤退を余儀なくされます。


まずは、少額から始めて実践を積んでみましょう。
FXといっても様々な手法があります。自分に向いた投資方法を確立するには、少額での失敗経験が最も大切です。

 

分散投資しやすい

 

分散投資は投資のリスク管理の基本中の基本です。

資産を1つに集中させるほど、リスクは高まります。


もし集中させた投資対象が暴騰したとき、二度と立ち上がれないほどのダメージを負うことになってしまいます。
FXでも同様に、リスク分散は重要です。日本でFX投資をするときに、良く使われる外国通貨は米ドル、ユーロ、英ポンドです。
他にも豪ドルやトルコリラなども人気ですが、中心は欧米日の3通貨でしょう。かつて「ブレグジット」というイギリスのEU離脱決定がありましたが、このとき英国経済の先行き不安から英ポンドが大量に売られました。
このときにポンド/円の買いポジションに集中投資していたら、多大な損失が出たでしょう。

こうしたリスクに備えて米ドル/円やユーロ/円など分散投資してれば大きな損失にはなりませんでした。


分散投資するには、分散するだけの資金が必要になりますが、少額取引であれば手持ちの資金が少なくてもしっかりと分散投資することができます。

 

少額取引の注意すべき点

 

1.利益は少ない

 

少額取引は損失は少なくて済みますが、利益が出ても同様に少額に留まります。100pips動いたときの損益は1000円です。損しても1000円で利益が出ても1000円です。投資では大きく儲けることよりも、「負けない」ことのほうが重要です。特にFX初心者は、少額投資で「負けないトレード方法」の精度を上げることが上達するコツです。

 

2.ロスカットされやすい

 

FXの少額取引で最も大きな問題となるのが、ロスカットされやすいという点でしょう。FXにはレバレッジがあります。そのため、少ない証拠金で大きな金額を取引することができます。うまく事が運べば良いですが、もし相場が逆行したらリスクが一気に高くなります。資金に余裕があればレバレッジが高くなりすぎることはありませんが、少ない資金で目一杯ポジションを持ってしまうとわずかな相場の逆光で証拠金が尽きてしまって、ロスカットの対象となってしまいます。

 

初心者がFX会社を選ぶときのポイント

 

取引単位を見てみよう

 

現在は多くのFX会社が設立されており、どれが良いのか判断がつきにくい状況です。

もし1000通貨から始めたいというのであれば、まずは取引単位が1000通貨未満から設定されているところを選びましょう。


ロットで考えるケースもあれば、ロットに換算しないところもあって判断は微妙ですが、最低取引単位に絞って考えましょう。

 

・主要10社(米ドル/円)の最低取引単位

 

FX会社

最低取引単位

ロット換算

DMM FX

1万通貨単位

1ロット

YJFX!

1000通貨単位

ロット未使用

SBI FXトレード

1通貨単位

ロット未使用

外為どっとコム

1000通貨単位

1ロット

GMOクリック証券

1万通貨単位

ロット不使用

LIGHT FX

1000通貨単位

0.1ロット

ヒロセ通商LION FX

1000通貨単位

1ロット

みんなのFX

1000通貨単位

0.1ロット

FXプライムbyGMO

1000通貨単位

ロット不使用

マネーパートナーズ(FX)

1万通貨単位

ロット不使用

マネーパートナーズ(Fxnano)

100通貨単位

ロット不使用

 

分かりやすいのは外為どっとコムやLION FXの「1000通貨単位で1ロットとする」というやり方かもしれません。
DMM FXは人気のFX会社ですが、「1万通貨1ロット」が最小取引単位です。

 

強制ロスカットの水準をチェック

 

強制ロスカットは損失の拡大を回避するために設定されています。
そのため、初めてFXトレードを行う人は、強制ロスカットの水準が「証拠金維持率が100%以下(または未満)」と高めに設定されているところを選ぶほうが安心でしょう。
たとえば以下のようなケースを考えてみたとき、各社でのロスカット水準がどのように働くか考えてみましょう。

 

【事例】
・口座に5万円を入金。
・米ドル/円をレバレッジ25倍で、1米ドル=100円のときに1万通貨購入。
・約定代金=100万円、必要証拠金=4万円

 

・主要10社のロスカット水準と事例でのロスカット発動時の有効証拠金相当額

 

FX会社

強制ロスカット水準

有効証拠金相当額

DMM FX

証拠金維持率50%以下

2万円

YJFX!

証拠金維持率50%以下

2万円

SBI FXトレード

証拠金維持率50%以下

2万円

外為どっとコム

1.ロスカットレベルを下回ったとき
2.クローズ時間1時間以内で有効比率が100%未満

1.設定ごとに異なる:2万円~4万円
2.4万円

GMOクリック証券

証拠金維持率:50%以下
(例外規定あり)

2万円

LIGHT FX

証拠金維持率:100%以下

4万円

ヒロセ通商LION FX

有効比率100%未満

4万円

みんなのFX

証拠金維持率100%以下

4万円

FXプライムbyGMO

証拠金維持率80%以下

3万2000円

マネーパートナーズ(FX)

証拠金維持率40%以下

1万6000円

マネーパートナーズ(Fxnano)

証拠金維持率100%以下

4万円

 

少額取引に向いているFX会社おすすめ

 

松井証券FX

 

松井証券FXは、2021年2月に大規模リニューアルして人気が高まっています。多くのFXウォッチサイトでも高い注目を集めており、これから投資を始める若い人向けに分かりやすく使いやすいネット証券となったと評価されています。
松井証券は日本を代表する大手の証券会社で、ネット証券としても確かな実績があり、「信頼性の高さ」「大手の安心感」を求める人におすすめできる会社です。「初めての方でも少額から簡単に始められるあんしんFX」がコンセプトで、「今までFXには興味はあったが、なかなか踏み出せなかった人」にはチャンスと言えるでしょう。

 

【松井証券FXの特徴】
・1通貨単位、最低入金100円からの少額取引が可能
・業界で最も狭い水準のスプレッド
・レバレッジ1倍・5倍・10倍・25倍から自由に選択できる

 

LIGHT FX

 

1000通貨単位で初心者が始めやすいFX会社として定評があるのがLIGHT FXです。トレイダーズ証券が運営しているFX会社で、有名女優を起用したCMでもお馴染みでしょう。
LIGHT FXは初心者に配慮に特化したと言ってもいいくらいの会社で、専用ツールの操作性が高く、相場の分析情報が豊富なので「まったくFXのことを知らない」という状態からでも始めることができます。多くのFXウォッチサイトでも「初心者が初めてFX取引をするならLIGHT FX」と言われています。

 

【LIGHT FXの特徴】
・1000通貨から始められる
・情報が豊富で分かりやすい
・取引ツールの操作が簡単
・ロスカット水準が100%と高いのでリスク回避しながら取引が可能

 

みんなのFX

 

みんなのFXはLIGHT FXと同様に、トレイダーズ証券が運営しているFXサービスです。1000通貨から始めることができ、金利差額で発生するスワップポイントにも定評があります。FXというと、「超短期取引で利益を出す」というイメージが強いですが、みんなのFXはコツコツと利益を上げる長期投資に向いた会社です。

 

【みんなのFXの特徴】
・1000通貨から取引可能
・スプレッドが非常に狭い
・スワップポイントが他社よりも高い

 

YJFX!

 

YJFX!は大手のヤフーグループが運営するFXサービスです。1000通貨から取引が可能で、PayPayが貯まるポイントサービスが大きな魅力でしょう。外貨両替がYJFX!を通して行えるので、手数料を抑えた外貨交換ができるのもメリットです。

 

【YJFX!の特徴】
・1000通貨から取引できる
・ヤフーIDとの連携でPayPayが貯まる
・外貨交換ができる

 

まとめ

FXは、他の投資方法に比較して少額でも取引できるという点が大きなメリットです。
最低投資額として4000円くらいが用意できるなら、少額取引が可能なFX会社で口座開設してトレーダーデビューできます。
初心者がトレーダーとして成長するには、実践を積むのが最も大切です。少額取引を重ねることで、精神的なプレッシャーに負けないメンタルも養えます。