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スワップポイントで選ぶおすすめのFX会社

スワップポイントは、FX会社を選ぶときに重要な判断材料になります。
スワップは毎日支払いが必要が生じる手数料ですが、通貨ペアによっては逆に利益を受け取ることもできます。
そのため、各社でスワップポジションがどのような設定になっているのか確認するのはFX会社を選ぶ際に重要です。

FX取引で知っておきたいスワップポイントの基本

そもそもFXのスワップポイントとは

1.金利差に基づいた毎日の手数料

スワップポイントは、自分が取引通貨として使っている使っている通貨の組み合わせによる金利の差に基づいています。
たとえば、米ドル/日本円なら「日本円建てで米ドル」の売り買いをするので、この2通貨の金利差を埋めているのがスワップポイントです。
保有している通貨を支払うことによって海外の別通貨をもらうという仕組みです。

そのため、金利差から生じた手数料は毎日かかってきます。


1日ごとに生じるポイントそのものは小さいですが、長く保有しているとその積み重ねで増えていきます。

2.支払いと受け取り

スワップポイントは手数料の一種です。

マイナスなら毎日FX会社に支払わなければなりません。逆にプラスなら受け取ることができます。


この仕組みを使ってスワップポイントで利益を積み重ねる手法もあります。
これはFX取引では非常に簡単に利益を生み出せる方法のひとつです。
日本円より金利が高い通貨を保有し続ければ良いわけですが、2020年時点の日本の金利はほぼ0%ですので、これよりも高い通貨はいくらでもあるからです。

スワップポイントで注目すべき点

スワップポイントは上手に利用できれば利益が上がりますが、注意すべき点も多くあります。
買いと売りでスワップが違うことや、毎日の為替変動による変化などです。

1.同じ通貨ペアでも買い・売りで違う

同じ通貨ペアでも「買い・売り」でスワップは違います。
買いポジションならプラスであっても、売りポジションならマイナスというケースもあります。
FX会社ではスワップポイントを公表しています。

どの通貨ペアを見ても買い・売りでスワップは異なっています。


どちらのポジションが利益が上がりやすいか見極めましょう。

2.為替変動に注意

スワップポイントだけに注目して、為替変動による損失が大きくなってはまったく意味がありません。
毎日のプラスのスワップがいくら大きくても、急な価格変動によってトータルの利益がなくなってしまうこともありますし、マイナスに振れてしまうこともあります。
プラスのスワップが大きくなる通貨としては、メキシコペソやトルコリラなどが有名ですが、こういった通貨を購入してスワップで利益を積み上げても為替相場の動き次第では大きな損失が出ることもあります。

3.毎日変動する

為替相場だけでなく、スワップポイント自体も毎日変動します。
プラスだった通貨ペアが翌日見たらマイナスに変わっているということも珍しくありません。

この変動は過去のデータを見ると対策できます。


FX会社では、公式サイトで「スワップポイントカレンダー」を公開しています。

過去の動きから「スワップ変動の傾向」をチェックして、安定している通貨ペアを確認することができます。

スワップポイントで注目したい4つの通貨ペア

1.米ドル

米ドルはFXでは常にチェックすべき通貨です。

「米ドル/円」のペアは初心者から上級者まで、多くの人が取引に参加しています。


アメリカの経済動向は世界の情勢に大きな影響があるので、FXの市況を図る目安としてもチェックしておきましょう。
FX会社を選ぶにあたっても、米ドルのスワップは重視しましょう。
会社によって米ドルのスワップが違うので、高水準で安定しているところを選べば利益が出やすくなります。

2.トルコリラ

日本の投資家に人気がある通貨のひとつがトルコリラです。

各国の通貨のなかでもトップレベルの高金利の通貨です。


2020年11月には政策金利が15%と高金利となっています。

ただし新興国の通貨であることには変わりなく、政治や相場の急変動のリスクには常に注意を払う必要があります。


近年では政府の意向もあって、利下げの方針が打ち出されることがあり、実際に利下げが実施されるたびにスワップも減少しています。

3.メキシコペソ

メキシコペソの金利は2020年11月時点で4.25%で、トルコリラほどではありませんが、高金利通貨であることには変わりありません。
政治的なリスクには常に注意を払う必要がありますが、スプレッドの狭いFX会社でメキシコペソ/円で取引できるなら、利益を得られる可能性もあります。
新興国のなかでは産業基盤が比較的安定しています。

4.南アフリカランド

南アフリカは世界でも有数の資源国です。

そのため、公式通貨のランドは投資家の間では注目されている通貨です。


2020年11月時点の金利は3.5%で、世界の主要国より高い水準です。
世界の情勢が不安定になると、資源需要が減少して資源安となり、ランドも下落する傾向があります。
元々、治安の面で不安もありますし、経済基盤は脆弱であるため、常に怠りなくチェックする必要があります。

スワップポイントでFX会社を選ぶには

基本的な比較基準

1.高く安定しているか

FX会社をスワップポイントで選ぶのは間違いない観点ですが、スワップポイントは毎日変動していることに注意しましょう。
高いスワップポイントを得られる高金利の通貨は、基本的に新興国の通貨です。

社会情勢が変われば簡単にレートは大きく動きます。


各通貨ペアのスワップポイントはFX会社ごとにばらつきがありますが、全体に高いスワップポイントを提示しているところもあります。
このとき、単に「今スワップポイントが高いから良いFX会社だ」と考えるのではなく、スワップポイントの推移を表示しているスワップカレンダーを確認しましょう。
高いスワップポイントを維持しているかどうかを見極めておく必要があります。

2.複数の通貨ペアで確認する

スワップポイントで安定的に利益を出していくには、リスクの分散が欠かせません。

そのためには複数の通貨ペアのポジションを保有する必要があるので、それらのスワップポイントが高いかどうかもチェックしましょう。


スワップポイントは毎日変動するので、場合によってはマイナスに転じることもあります。
複数の通貨ペアのポジションを持っていれば、通貨ペアのうち1つがマイナスに振れても別のポジションでカバーできます。

3.スプレッドも確認する

スワップポイントで利益を得るやり方では、たとえば「1万通貨で1日あたり」を計算すると1円から150円程度と金額は小さくなります。
そのため別のコストはなるべく削減して、スワップポイントによる利益をできる限り残すことが重要になります。
FX取引ではスプレッドも発生します。

買いのスワップが高くでも、スプレッドが狭いとは限りません。


メジャーな通貨ペアのスプレッドは狭くしていても、マイナー通貨ペアになるとスプレッドが広いということは良くあるケースです。
FX会社を選ぶ際には、取引したい通貨ペアのスプレッドがどの程度なのか確認しましょう。

4.決済前に引き出せるか?

スワップポイントは通常、ポジションを決済してから付与されることになっています。

ところが、ポジション決済をしなくてもスワップポイントを引き出すことができるFX会社もあります。


そういった会社を選んでポジションが大きくなれば、スワップポイントだけで大きな利益を出していくこともできます。
ただし、スワップポイントは課税の対象で、個人は受け取った瞬間に20%程度の税金がかかります。
一方で、スワップポイントが自動的に再投資に回されるFX会社もあります。

個人ならスワップポイントを「受け取っていない」ので課税されないだけでなく、複利効果で効率よく資金が増えます。

スワップポイント収入を引き出すときの注意点

1.出金ルールを確認しよう

スワップポイントで得られた利益を引き出したいときには充分な注意が必要です。

事前にどのような出金ルールになっているか確認しておきましょう。


たとえば、プラスのスワップポイントでもらった利益だけを引き出せるというFX会社もあります。
保有中のポジションが未決済のままスワップ分だけを受け取るという手続きですが、こういった手続ができないFX会社もあります。
スワップ利益を単独で引き出せるのは、たとえば「みんなのFX」や「LIGHT FX」などです。

2.受け取りのタイミングに注意

スワップだけの利益であっても、いったん受け取ってしまったら「課税対象」になります。

スワップポイントはFXに投資しなければ受け取れないので、売買による利益としてカウントされます。


この課税のタイミングもFX会社によって異なります。
受け取り前のスワップは課税対象にならず、引き出して初めて課税されるという仕組みになっている会社もあります。
どのタイミングで課税対象となるのか、調べたうえでFX会社を選びましょう。

高金利=新興国通貨であることに注意

為替相場には「回帰性」という法則があります。
これは、短期的には下落や上昇を示したとしても、長いスパンでレート変動を見たときには一定の範囲内に収まるというものです。
米ドル/円など先進国の通貨ペアで当てはまることで、一時的に極端なレートに傾いても、しばらくすると同じレートに戻ってきます。
この回帰性という法則がある限り、スワップ狙いでポジションを持ち続けているときに、相場が逆行して含み損が拡大しても、いつかは戻ってくると信じて持ち続けることには、一定の意味があります。
含み損が出ても、回帰性の法則がある限り、慌てて決済するのではなく、相場が落ち着くのを待てばいずれ戻ってきます。
ところが、これは先進国の通貨ペアだからこそ当てはまる法則です。FXで高金利通貨として知られる南アフリカランドやトルコリラ、メキシコペソなどにはこの回帰性が期待できません。
いったん下がるとずっと下がったままになる傾向があります。

そのため、スワップをいくら稼いだとしても含み損の解消が困難になります。


たとえば、トルコリラは投資家に人気ですが、大統領の意向次第で利下げ方針が打ち出され、実際に利下げに入るとスワップが減少して通貨も長期下落のトレンドに入ります。
こうなると、スワップの蓄積だけでは下落幅をカバーすることが困難になります。

スワップポイントで利益を得るには?

1.レバレッジは低めに

スワップポイントで利益を得るには、金利差がある通貨ペアをできるだけ長く保有する必要があります。
そのため、高率を考えてレバレッジの倍率を上げておきたいところですが、レバレッジの倍率が高くなると、強制ロスカットが発動される可能性も高くなります。
高いスワップポイントを狙える通貨は変動も大きくなりがちです。

レバレッジが高すぎると小さな価格変動でも強制ロスカットになる可能性があるので、レバレッジはなるべく低めに設定しておきましょう。

2.価格変動に注意

スワップポイントで利益を出せていても、為替相場が急激に変動すると一気に損失が大きくなることもあります。
高金利通貨の国の多くは新興国です。

社会情勢が不安定になると一気にレートが動くことがあります。


大きなレート変動は強制ロスカットにあいやすく、口座残高が一気に減る可能性も高まります。相場の急変に備えておきましょう。

3.組み合わせで利益を確保

FXは基本的に為替の差益を狙う投資方法です。
スワップポイントによる利益だけを期待しても、レートの変動によるマイナスに耐えることが困難になるので、為替差益でしっかりと利益を出していくことも必要でしょう。
複数の高金利通貨ペアを同時に運用したり、メジャー通貨ペアも併せて運用したりすることによって、リスクヘッジを図りましょう。
1つのポジションで損失が出たとしても、別のポジションでカバーできるようにすれば、利益を確保しやすくなります。

各社のスワップポイントを比較

スワップポイントの高い15社で比較すると

スワップポイントが高いFX会社として知られるのが「LIGHT FX」や「みんなのFX」です。スワップポイントによる利益を狙いやすい通貨ペアでの売り・買いでのスワップポイントは以下のようになります。
・スワップポイント比較表(売り/買い)例・2021年5月

FX会社名

米ドル/円

トルコリラ/円

南アフリカランド/円

メキシコペソ/円

LIGHT FX

-6/4

-30/30

-20/20

-7.1/7.1

YJFX!

-20/5

-40/25

-44/14

-19/4

みんなのFX

-6/4

-30/30

-14.2/14.2

-5.1/5.1

ヒロセ通商LION FX

-83/2

-56/26

-16/6

-11/6

JFX

-83/2

-59/29

-16/6

-13/8

マネックスFX

-41/0.1

-40/30

-0.2/14

-8/5

FXプライムGMO

-18/3

-37/27

-7/7

-5/5

トライオートFX

-33/3

-45/20

-24/4

-

アイネット証券

-126/21

-315/75

-6/30

-54/24

セントラル短資FX

-85/5

-41/1

-21/1

-22/7

IG証券

-24/6

-58/38

-11/6

-8/5

GMOクリック証券

-8/5

-32/29

-200/140

-70/40

岡三オンライン証券

-82/2

-

-16/6

-

外為どっとコム

-30/5

-59/29

-34/14

-11/6

SBI FXトレード

-11/7

-31/26

-9/7

-6/4

スワップポイントの高いおすすめFX会社 

1.LIGHT FX

LIGHT FXは、FXトレード初心者から上級者までおすすめのFX会社です。
トレイダーズ証券が運営する会社で、FX会社の人気投票では常に上位に位置しています。

スワップポイントの運用で利益が出やすいトルコリラ、メキシコペソ、南アフリカランドなどの高金利通貨の取り扱いがあります。


2020年12月の時点での買いスワップポイントを最も高く設定しているのが「トルコリラ/円」の30円です。

米ドル/円も4円と、メジャーな通貨のスワップポイントも高い設定で、南アフリカランド/円は20円、メキシコペソ/円は7.1円です。


業界で最も狭い水準のスプレッドをうたっており、コストを低く抑えることができる点でもおすすめできるFX会社です。
スキャルピングは禁止ですが、99.9%と非常に高水準の約定力は、FXの上級スキルの人にも好まれる部分でしょう。

2.YJFX!

LIGHT FXと並んでメジャー通貨で高いスワップポイントが得られるのがYJFX!です。
2020年12月時点のトルコリラ/円の買いスワップポイントは25円で、米ドル/円は5円です。高金利通貨としてFXトレーダーに人気のメキシコペソの取り扱いもあります。
YJFX!はヤフーグループという安心感もあり、さらに「FXの取引で出た利益をPayPay残高に移行させる」ことも可能です。
グループ会社ならではの強みと言っていいでしょう。

スプレッドも狭く、手数料も無料です。


また、少額から取引を開始できるので、初心者にもおすすめのFX会社です。

3.みんなのFX

みんなのFXは、FX会社の人気投票の「スプレッド部門」で常にトップランクに入る実績のある会社です。
LION FXと同様にトレイダーズ証券が運営しており、高いスワップポイントも一定の評価を得ています。
みんなのFXのメリットは、「スワップの途中受け取りが可能」という点です。
一般的に、スワップポイントはポジション決済しないと受け取れませんが、みんなのFXではポジション決済しなくてもスワップポイントを受け取ることができるので、そのままスワップポイントを再投資に回すことができ、複利効果を狙えます。

4.ヒロセ通商LION FX

ヒロセ通商LION FXの強みは、取り扱いのある通貨ペアが50種類を超えるという点です。
マイナー通貨を利用したスワップポイントを得ることが期待できます。

人気のトルコリラや南アフリカランド、メキシコペソの取り扱いもありますし、スイスフランやハンガリーフォリントなどの通貨も取り扱っています。


高金利通貨でスワップポイントを狙いたいというトレーダーにおすすめのFX会社です。
初心者にもおすすめできる点として、顧客サポート体制が充実しているところが挙げられます。
大手リサーチ会社の顧客満足度で証券会社でナンバーワンになったこともあります。
24時間対応の手厚い電話サポート、クイック入金できる銀行が380行と、様々な点で使いやすいFX会社です。初めてFXトレードをするという人にも安心して使えます。

5.JFX

あまり初心者向けとは言い難いですが、JFX株式会社が運営するJFXも、スワップポイントが高水準である点や、ポジション決済しなくてもスワップポイントを受け取れる点でおすすめのFX会社です。
JFXの強みは、サーバーが強固であるという点です。
そのため、多くのFX会社で禁止されている「スキャルピング」を公認しています。
スキャルピングは注文が集中するとサーバーが落ちることがあるので、相当の自信がないとスキャルピング公認にはなりません。
スキャルピングは海外FX会社でないとやれないという認識もありますが、JFXのような強いサーバーのある会社なら日本のFX会社でも可能です。

まとめ

FXにはスワップポイントがあって、プラスなら毎日の手数料としてFX会社からもらうことができます。
トルコリラや南アフリカランドなどプラスのスワップをもらいやすい通貨もあるので、しっかりチェックしておきましょう。
ただし、スワップポイントによる利益も課税対象です。

スワップに関するルールにも注意しながら安定した取引を続けましょう。