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おすすめのネット証券を目的別に紹介

証券会社を選ぶときに、ある程度の投資の知識のある人なら、「売買手数料」や「取扱商品の種類」などのポイントを定めて選ぶこともできます。

しかし、投資を始めたばかりの人がネット証券を選ぶのはハードルが高いものです。


まずは取扱手数料が安く、初心者にも使いやすい証券会社から始めてみましょう。使いやすさも重要です。

有名ネット証券のおすすめポイント

手数料から選んでみよう

ネット証券のメリットは「取引手数料が安いこと」でしょう。

とはいっても、各社が「業界最安値」「業界最低水準」などとアピールしており、何を基準に選んだら良いか分からなくなることもあります。


取扱手数料といっても、実は「国内の現物株式の1注文の約定代金に応じて支払うことになる取引手数料の最低額」のことを指します。

かといって、この手数料の最低額だけでネット証券を決めて口座仮設するのは賢い選択ではありません。


どの程度の頻度で売買したいのか、そのときの予算はどのくらいなのかを考えてから、約定代金の価格帯と手数料の価格を記載した手数料表をチェックしましょう。
たとえば1回の約定代金の予算を5万円以下、10万円以下などと設定すると、価格帯で手数料が違ってきます。
同じ予算でも1日に何度も売買を繰り返すスタイルなら、「1日の約定代金の合計額」に対して手数料を掛けるコースを選ぶほうが手数料は安くなります。
・1注文ごとの取引手数料

順位

ネット証券名

1注文あたり約定代金

~5万円

~10万円

~20万円

~50万円

~100万円

1

DMM証券

55円

88円

106円

198円

374円

2

ライブスター証券

55円

88円

107円

198円

374円

3

SBI証券

55円

99円

115円

275円

535円

3

楽天証券

55円

99円

115円

275円

535円

・1日定額制取引手数料

順位

ネット証券名

1日定額制取引手数料

~50万円

~100万円

~200万円

~300万円

1

SBI証券

0円

838円

100万円増加ごとに440円加算

2

岡三オンライン証券

0円

880円

100万円増加ごとに440円加算

3

楽天証券

0円

943円

2200円

3300円

このように比較してみると、「1注文あたり」の代金に大きな違いはありませんが、「定額制」になったときにSBI証券、岡三オンライン証券、楽天証券が有利であると分かります。

使いやすい取引ツール・アプリがあるか?

ネット証券にはパソコン向け取引ツールと、スマートフォン向け専用アプリが用意されていて、取引にスピードを与えています。
素早い取引を希望している人やデイトレーダーにとって利用価値が高いものですので、事前にツールやアプリの使いやすさを比較しておきましょう。
どういったツール、アプリを選んでも、投資情報の表示や銘柄検索、チャート表示、テクニカル分析、リアルタイム情報などの機能を備えています。
ワンクリック注文画面についても、おおよそ変わりません。

操作のしやすさや目的別ツールの内容などに違いがあり、ここが選ぶポイントにもなります。


【代表的なトレーディングツール】
・SBI証券
「HYPER SBI」
基本有料ですが、高機能・高性能の取引ツールです。国内株式・先物・オプション取引に利用できます。
ドラッグ&ドロップのマウス操作でスピーディに発注できる点が強みです。機関投資家向け「プレミアムニュース」を個人でも利用可能です。
「SBI証券・株アプリ」
スマホ専用アプリです。

銘柄選びに役立つ多彩な情報を表示しています。グラフや表を多用して分かりやすく使いやすいアプリです。


・楽天証券
「MARKET SPEED」
国内株式・米国株式・為替・日経255先物・オプション・海外先物の取引ができる取引ツールです。
20種類以上の分析チャートを搭載しています。多彩なニュースを送信する他、日経テレコンや四季報の閲覧も可能です。
「iSPEED」
最短3タップのシンプル注文を実現したスマホアプリです。

パソコン並みの豊富な情報量を提供します。15種類のカスタマイズ可能なチャート機能を搭載しています。


・松井証券
「ネットストック・ハイスピード」
松井証券の看板とも言える高品位構成の取引ツールです。
注文発注と照会機能が一体化した「株式Trading Center」画面を搭載しています。

注文条件を事前に設定する「スピード注文」機能や、高値・安値などの株式近接率分析の一覧表示も備えたハイスペックツールです。


「株touch」
株式・先物・オプション・NISA口座取引ができるスマホアプリです。
株価ボード、先物ボード、オプションボードを閲覧可能です。

取扱商品は自分に合ってるか?

投資を始めるときには、「現物株式」「投資信託」が初心者向けと言われています。
おおよそこの2つのジャンルから始める人が多いでしょう。

慣れてきたら外国株式やFX、先物取引、オプション取引などを試してみるというのが一般的です。


そういった取引を取扱商品として揃えているかどうかというのは、ネット証券を選ぶうえでは大切な条件です。
CFDなどにも興味があるなら、ネット証券がそういった金融商品を取り扱っているかも確認したいところです。
近年取扱量の増えつつあるIPO投資を試してみたいなら、IPO取扱銘柄の多いSBI証券やカブドットコム証券などが選択肢にあがってきます。
低リスクで長期間運用できる投資信託なら、SBI証券や楽天証券が向いています。
米国株や中国株に興味のある人は、米国株・中国株を併せて5000超もの銘柄を取り扱っているマネックス証券が良いでしょう。
・ネット証券の取扱商品

証券会社

国内株式

外国株

IPO

先物

オプション

CFD

債券

SBI証券

楽天証券

松井証券

マネックス証券

auカブコム

岡三証券

DMM証券

GMO証券

ライブスター証券

提供サービスで比較すると

サラリーマンなら昼間は会社勤めしており、ネット証券にアクセスして取引するのは夜の時間帯になります。
夜間取引を行っているネット証券はSBI証券・楽天証券・松井証券で、この3社は使いやすくおすすめのネット証券と言えます。

入出金の利便性の高さという点では銀行との口座連携が重要ですが、その点ではSBI証券と楽天証券には自社銀行の口座との連携があるという点でメリットになります。


ポイント制度で投信積立がしたいなら、SBI証券・楽天証券・松井証券が良いでしょう。

その他、提携のクレジットカードでポイント優遇制度があるなど、様々な便利なサービスを提供しているネット証券会社があります。


【主なネット証券のサービス】

証券会社

主なサービス

SBI証券

・住信SBIネット銀行との口座連携
・夜間取引可能
・Tポイントを貯められる
・Tポイントで投資できる

楽天証券

・楽天銀行との口座連携
・夜間取引可能
・楽天スーパーポイントを貯められる
・楽天スーパーポイントで投資できる

松井証券

・電話によるマネープランサポート
・充実したサポート体制
・夜間取引可能

マネックス証券

・米国株関連投資情報と取引銘柄数が豊富
・米ドル/日本円の為替手数料は業界最安値
・貯めったポイントをAmazonのポイントに交換できる

auカブコム証券

・auじぶん銀行との口座連携
・豊富な自動売買システム
・信頼性の高いMUFG独自レポートを閲覧可能

セキュリティも大事

ネット証券はインターネットを経由して株式や先物、債券などの取引をするものですので、個人情報の保護には気を配る必要があります。

ネット証券を選ぶ際にも、セキュリティが堅牢であることや、バックアップの体制がしっかりと整えてあるところを選ぶというのは重要です。


たとえば暗号化通信である「SSL通信」が整備されていることは当然ですし、ログインのときにパスワードが2重チェックになっているかどうかも重視しましょう。

サーバーや回線に障害が頻発するようでは取引に大きな影響を与えます。強い通信システムを持っているかどうかもチェックしておきましょう。


そういった点ではSBI証券やマネックス証券、楽天証券、松井証券、カブドットコム証券などの大手ネット証券はセキュリティ体制も整っていますし、安心して口座を開設して取引できます。
この他にもネット証券は多くの会社があるので、新規に口座を開設しようとするときには、各社のサイトでセキュリティについても確認しておきましょう。

初心者から上級者までおすすめのネット証券

SBI証券

初心者がまず口座開設を検討すべきなのがSBI証券です。

様々なネット証券人気ランキングで1位を獲得しており、実際の口座数でもネット証券で最大手です。


1.手数料がお得
SBI証券の大きなメリットが売買手数料がお得という点です。

SBI証券では、2020年10月から「1日定額制プラン」の売買手数料を大幅に引き下げ、1日100万円の取引まで売買手数料が無料としました。

しかも、「現物取引」「制度信用取引」「一般信用取引」のそれぞれで「100万円ずつ」と設定されているので、合計で1日最大300万円まで手数料無料で取引することが可能です。


100万円を超えると手数料は発生しますが、その額も他社に比較して充分に安く、業界最低水準と言っていいでしょう。
2.商品が充実している
SBI証券は、上場している約4100銘柄のうち98%以上の銘柄が「100万円以下」で購入できます。
投資金額があまり多くなく、1日に数回程度の取引しかできない投資初心者なら手数料をまったく払うことなく株式投資ができます。
商品やサービスの充実度も高く、投資信託・IPO取引の売買数はトップクラスです。

米国株や、近年注目を集めている中国株・韓国株・ベトナム株などの外国株式のラインナップも充実しています。


3.充実のポイントプログラム
ポイントプログラムも充実しています。

「投信マイレージサービス」は、投資信託の保有金額の0.01%~0.2%程度のTポイントが貯まります。


投資信託を持っているだけで毎年ポイントが貯まり、さらに保有金額が多いほどお得ですので、長期投資が基本となる積立投資と相性が良いという点がメリットです。
Tポイントを貯めて投資信託を購入することもできます。

住信SBIネット銀行と口座連携すると、特典として住信SBIネット銀行の普通預金口座の金利が大幅にアップするというのもお得でしょう。

楽天証券

楽天証券は楽天グループの一員として人気の高いネット証券ですが、近年で特に評価を高めており、口座開設数もSBI証券に迫るレベルに達しています。
楽天グループといえば「楽天スーパーポイント」が有名ですが、このポイントプログラムとの連携も強く、楽天ユーザーには真っ先に検討しておくべきネット証券です。
1.売買手数料
売買手数料は2020年12月から定額制プランでの引き下げがあり、1日100万円までの取引では手数料が無料になります。
SBI証券とは違って「現物取引と信用取引の合計で100万円まで」ですが、現物取引しかやらない人も多く、そういった人にはおすすめのプランです。
2.ポイントプログラム
楽天グループのポイントプログラムは非常に有利なことで知られています。
楽天証券での株の売買や投資信託の積立でも、楽天ポイントが貯まります。

特に投資積立を楽天カードで決済すると、毎月500円分まで楽天ポイントが貯まります。


投資信託の購入でポイントが貯まる証券会社は非常に珍しく、楽天証券の大きなメリットでしょう。

楽天証券でポイント投資をすると、楽天市場でのポイント還元率が1%アップします。


楽天銀行と口座連携すると、楽天銀行の普通預金の金利もアップしますし、投資信託の保有金額10万円ごとに毎月4ptの楽天ポイントがもらえます。
3.楽天グループで有利
楽天グループは、楽天証券・楽天カード・楽天市場・楽天銀行などのグループ内のサービスを並行して利用すると、使えば使うほどユーザーが得するシステムを構築しています。
普段から楽天のサービスを利用しているユーザーなら、楽天カードや楽天銀行と連動して楽天証券の口座開設も検討してみましょう。

松井証券

1.売買手数料
松井証券のおすすめポイントは売買手数料です。
現物取引と信用取引を合算して1日50万円まで手数料は無料という設定です。
全銘柄のうちおよそ945の銘柄は50万円以内でも売買できるので、1日50万円まで手数料を気にすることなく取引できるのは、ユーザーにとって大きなメリットでしょう。
投資信託は早くから販売手数料はすべて無料で、通貨選択型やカバードコールを使った商品など初心者には分かりにくい投資信託をまったく取り扱っていないので、投資初心者でも安心して選ぶことができます。
2.ロボアドバイザー
投資信託は初心者には分かりにくい構造のものが多くありますが、松井証券では「投信工房」という無料のロボアドバイザーを設置しています。
これは8つの質問に答えるだけで投資信託のおすすめポートフォリオを作成してくれて、リバランスなど積立開始から管理までほぼ自動で扱ってくれます。
無料のロボアドバイザーは他社でも提供されていますが、松井証券のアドバイザーは抜きん出て高性能です。
3.IPO投資にも力を入れている
松井証券では近年IPOにも注力しており、2019年には21件のIPOの取扱がありました。
口座に資金が入っていなくてもIPOの抽選に申し込むことができる数少ない証券会社のひとつです。
本気でIPO投資をしてみたいという人は松井証券に口座を持っていて損はしないでしょう。

目的別おすすめネット証券

少額投資から始めたい人

株式でも海外為替でも、「自分で取り扱う」という行動をしないと実感が分かりません。

とはいっても、「投資にはお金がかかる」という思い込みもあって、なかなか一歩踏み出せない人も多いでしょう。


まずは少額から投資してみて、「投資する実感」を味わってみましょう。

1.LINE証券

株式投資には「単元」という購入単位があり、上場企業は一部の例外を除くと100株で1単元となっています。
そのため、「この会社の株が欲しい」と思っても、購入するには多くの場合で10万円以上の資金がないと購入できません。
この点、LINE証券は国内株・投資信託の取扱しかありませんが、単元未満で株を購入できます。
数百円といった金額で投資を始めることができます。

ポイント投資も可能で、「LINEポイントが貯まったから、それを投資してみよう」というチャレンジが可能です。口座開設もLINEアプリからできます。

2.SBIネオモバイル証券

SBIネオモバイル証券もスマホで手軽に投資を体験できる証券会社です。
Tポイントを使った投資にも対応しており、株式もIPOも1株から申し込みすることができます。
1週間後の日経平均を選択肢3つから予測するネオWというコンテンツもあり、1口200円から参加できます。

IPO投資ならマネックス証券

「投資に興味を持った」きっかけがIPO投資という人も多いでしょう。

利益が出やすい反面、購入には抽選があり、諦めてしまう傾向があります。


IPO投資には多くの「コツ」がありますが、資金規模に関わらずチャンスを得るには、完全に平等でIPOの抽選を行っているサービスのあるマネックス証券がおすすめできます。
口座を開設していれば、誰にでも平等にチャンスが与えられ、最低購入単位相当額の資金でも当選できます。
もし「少額でIPOに参加したい」のであれば、SBI証券の登録を検討してみましょう。
多くのIPO案件に参加でき、ネット証券のなかでも幹事会社としての実績も豊富です。NISA口座でもIPO株の申し込みが可能です。

すぐ取引を始めたいならDMM証券

「投資を始めたい」と思っても、実際に取引を始めるには証券会社に口座を用意する必要があり、多少の時間がかかります。
有利な取引を聞いたらすぐに始めたいところですが、口座を開設するのに時間を要したためにチャンスを逃してしまったら、せっかくのやる気を削いでしまうでしょう。
この点、DMM証券は「思い立ったらその日のうちに口座を開設できる」というメリットがあります。

スマホから口座開設を申し込むと、最短でその日のうちに取引を開始できます。


2019年末から世界はコロナショックに見舞われました。
この時期、投資ブームが起こっていますが、このときにDMM証券は大幅に口座件数を伸ばしています。

コロナの感染拡大で相場は大きく変動し、「今が投資を始めるチャンスだ」と思った人が多かったと推測されます。


DMM証券は口座開設のスピードだけでなく、「1約定ごとプラン」での売買手数料も安く設定しており、米国株の手数料を0円にするといった他社にないメリットもあります。

低コストで素早く約定する点でもDMM証券はおすすめできるネット証券会社です。

人気のネット証券比較

日本で人気の高いネット証券をの13社を比較すると以下のようにまとめることができます。
・ネット証券13社比較

証券会社名

おすすめポイント

楽天証券

・ポイントプログラムが充実している
・手数料が非常に低い
・取扱ツールが充実している

SBI証券

・手数料が業界最低水準
・IPOの案件が多い
・取扱銘柄数が多い

LINE証券

・1株から投資できる
・LINEウォレットから取引できる
・投資信託も100円から可能

松井証券

・1日の現物取引金額50万円以下なら手数料が無料
・サポート体制が充実している
・キャンペーンが豊富

auカブコム証券

・1株から購入可能
・スマホアプリが優秀
・サポートが24時間体制

マネックス証券

・IPO抽選が平等
・米国株の取扱数量が多い
・アナリストの評価を簡単に収集できる

岡三オンライン証券

・1日の現物取引金額100万円以下なら手数料が無料
・事前入金不要でIPOに参加できる
・投資信託購入の手数料が無料

SBIネオモバイル証券

・1株から投資できる
・1株からIPOにも参加可能
・100円から株式の自動定期買付ができる

SMBC日興証券

・単元未満の株や情報の提供に優れる
・AIのポートフォリオ診断を受けられる
・IPOに強い

DMM証券

・現物株式以外はほとんど手数料が無料
・取扱商品がシンプルで分かりやすい
・24時間のサポート体制

SBIネオトレード証券

・10万円以下の現物取引で手数料88円
・スマホ取扱ツールが高性能

GMOクリック証券

・手数料が非常に安い
・1日定額プランを格安で使える
・1回のログインで他のサービスも利用可能

PayPay証券

・最低投資金額1000円から可能
・1株からIPOに投資できる
・投資に役立つコンテンツが充実している

まとめ

ネット証券には数多くの証券会社が参入しています。
どれを選んでもそれなりにメリット・デメリットがあります。

まずは売買手数料が安く、ツールやアプリが使いやすいものを選びましょう。