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カードローンの審査で重要な3つのポイント

生活費や趣味に使う費用、冠婚葬祭などの急な出費などで手元の現金が足りなくなることは珍しくありません。
そういうとき、手軽にお金を借りられるカードローンを利用すれば、急なお金の用立てに役立ちます。しかし、利用にあたっては審査が必要です。どういう点に気をつければ良いか事前に知っておいてから申し込みしましょう。

カードローンの審査の仕組み

審査の難易度は公表されていない

カードローンに申し込むにあたっては、カードローンの審査基準や難易度が気になるところでしょう。

ところが、カードローンは「自社ではこういう基準で審査しています」とか「このような場合に審査に通過できます」などを公表していません。


金融関連のサイト関係者の多くが実際に電話で調査していますが、どの会社からも「審査の基準については答えられません」「審査の難易度はお知らせできません」などの回答に終わっています。
覚えておきたいのは、消費者金融と銀行はそれぞれ従うべき法律が違うという点です。
・消費者金融:貸金業法
・銀行:銀行法
これらの規定は公表されており、そこからある程度の推測をすることができます。

たとえば、貸金業法には「利用者の年収の3分の1を超える貸付をしてはならない」という総量規制という規定があります。


また、銀行法が適用される銀行は総量規制の対象外ですが、銀行のカードローンが原因で自己破産に至る人が急増したことから、金融庁から融資額の抑制をするように命じられています。
そのため、まずは「銀行でも消費者金融でも、自分の年収の3分の1を超えたときには審査には通りにくい」というのは基本として抑えておくと良いでしょう。

カードローンの申込条件を確認

カードローンの審査を受けるには、まず申込条件をそもそも満たしているかどうかを確認しておきましょう。
申込条件は「これは最低限クリアしてください」というカードローン会社からのメッセージです。

1.銀行

・メガバンクのカードローンの申込条件

カードローン

申込条件

三菱UFJ銀行「バンクイック」

・年齢が満20歳以上65歳未満
・原則安定した収入がある人
・保証会社の保証が受けられること

みずほ銀行カードローン

・契約時、満20歳以上満66歳未満
・安定かつ継続した収入が見込めること
・保証会社の保証が受けられること

三井住友銀行カードローン

・申込時満20歳以上69歳以下
・原則安定した収入があること
・保証会社の保証が受けられること

2.消費者金融

・大手消費者金融の申込条件

名称

申込条件

アコム

20歳以上の安定した収入と返済能力を満たす人

SMBCモビット

満年齢20歳~69歳の安定した収入のある人

プロミス

年齢20歳~69歳の本人に安定した収入がある人

アイフル

満20歳以上69歳までの定期的な収入と返済能力を有する人

レイクALSA

満20歳以上70歳以下で安定した収入のある人

年齢条件を満たしていることと、「安定収入」が絶対的な条件であることが分かります。
この「安定収入」というのは、正社員だけでなくパートやアルバイトでも良く、無職などの無収入でなければ申込条件は満たしていると考えていいでしょう。

申込時に申告すべき個人情報

カードローンに申し込みときには、氏名や年収、勤務先の情報などを申告する必要があります。
申告するのは以下の情報です。
【個人情報】
・氏名
・生年月日
・性別
・電話番号
・固定電話の有無
・メールアドレス
【勤務先情報】
・勤務先名称
・勤務先住所
・勤務先電話番号
・従業員数
・勤続年数
・雇用形態
・年収
【住居・家族形態】
・自宅住所
・持ち家か賃貸か
・子供の有無
・住宅ローンがあれば返済額
【その他重要事項】
・保険証の種類
・他社借入の残高と件数
・希望する利用限度額
申し込みのときに申告が求められる以上、年収や勤務先情報は審査において「返済能力を判断する有効な材料」であるのは間違いないでしょう。

返済能力の判断基準

カードローンの審査では、個人情報や勤務先情報などによって返済能力を判断していると考えられます。

明確な基準は公表されることはありませんが、審査で返済能力があると認められる情報については、ある程度の推測が可能です。


たとえば以下のような情報は返済能力に大きく関わると考えられます。
・勤務先の規模:大企業は中小企業よりも倒産するリスクが低いと考えられるので、返済能力に関わる事項として重視される。
・勤続年数:勤続年数が長いほど退職する可能性が低くなるため、安定性があると判断される。
・雇用形態:正社員は非正規雇用よりも安定性があると判断される。
・年収:収入が高いほうが借入金の返済不能になるリスクは低いと認められる。
・他社借入:他社から借りている金額や件数が少ないほど多重債務になる可能性は低いと判断される。
雇用形態は正社員のほうが良いですが、だからといって非正規雇用がまったく通用しないわけではありません。

いかに「安定しているか」が重要です。そのため、勤続年数は重視される傾向があります。

カードローンの審査の重要ポイント

信用情報

信用情報とは、個人の金融機関の利用履歴のことです。
クレジットカードの利用や支払い、ローンなどの申し込み、借入、返済、分割払いでの品物の購入などの取引の履歴を信用情報と呼びます。
信用情報は、個人信用情報機関に一定の期間保管されます。
カードローンの審査では申込者の信用情報が照会されて、クレジットカードやカードローンの返済に遅れることなく支払いが実行されていれば「返済能力がある」と判断されます。
逆に、返済の延滞や遅延、自己破産、強制解約などの履歴が信用情報として残っていた場合には、返済能力に疑問があるとして審査に落ちる可能性が高まります。
信用情報については多くの人が勘違いしがちですが、これには公共料金などや家賃の支払いは、ほぼ関係ありません。
・信用情報に保管される情報と保管されない情報

保管される

保管されない

・クレジットカードの利用や支払い
・ローンの借入や返済
・携帯電話の本体の分割払い
・奨学金の返済

・NHKや電気代などの公共料金
・住民税などの税金の支払い
・携帯電話の通信量
・家賃の支払い

ただし、公共料金の支払いをカード払いにしているときにはクレジットカードの利用履歴として残っているので、審査にまったく無関係とは言えません。

他社借入

カードローンの審査では、他社からの借入も返済能力を見極めるための重要な部分とされています。
他社から借りていたからといって、すぐに審査落ちするとは限りません。

借入額が収入に見合っているか、借入件数が多すぎないかといった点を重視します。


借入額が多いときには新規の借入によって多重債務になるリスクがあると判断されて、審査で否決される可能性があります。
返済能力に疑問を持たれるケースとしては、以下の2点があります。
・借入額が年収の3分の1に達している。
・借入件数が2件以上ある。
他社からの借入額については、総量規制の対象である消費者金融で、年収の3分の1を超える借入はできません。
銀行は総量規制の対象外ですが、各銀行が自主的に規制しており、総量規制と同程度の基準を設けています。
また、他社からの借入件数では何件あったら審査に落ちるのかなどの明確な基準は公表されていません。
信用情報機関が公表している統計では、消費者金融などの平均利用件数は「1.5件」となっており、すでに借入件数が2件になっていると平均を超えています。

新規申込が3件目だと、審査通過の可能性はぐっと低くなると推測できます。

個人属性

個人属性とは、申込者の年収や雇用形態、勤続年数などの個人情報を指します。
カードローンの申込条件は「20歳以上の安定した収入がある人」という点で共通しており、なかには雇用形態が条件として指定されている場合もあります。
申込条件として基準が示されていないカードローンであっても、申し込みのときに入力する必要がある個人情報は、属性を示すものとして返済能力の判断材料となります。
カードローンの申込条件には「安定した収入がある人」となっていることから、たとえば以下のような属性の人には審査通過は困難と考えられます。
・収入が安定しない職業
・日雇いや短期のアルバイト
・給与形態が歩合制
・収入が入るのが隔月など不定期
たとえば、いわゆる「水商売」をしている人は安定性が欠けると判断される可能性があります。
いつでも辞められる職種のひとつですし、日払いであることも多いからです。

とはいっても、長く同じお店で働いていて毎月しっかりと給料をもらっている人であれば審査通過の可能性があります。


・都市銀行における「安定した収入」の定義

都市銀行

定義

三菱UFJ銀行

・原則働いていて給料があること
・決まった仕事があり決まった収入があること

三井住友銀行

・原則仕事をしていること
・毎月給料をもらっていれば安定していると認められる
・日雇いの人は厳しい

みずほ銀行

・原則、働いていて収入があること
・継続して収入を得ていることであり、金額は関係ない

りそな銀行

・勤務していれば該当する
・パートやアルバイトなど毎月決まった日に給料があること

消費者金融の審査の傾向

金融ブラックでないならプロミス

カードローンの審査に不安があるという人は多くいるでしょう。
多いのは「正社員ではないから」「非正規雇用だから」など、個人属性によるものです。

確かに、大手企業の正社員ならお金を借りるにも有利でしょう。


とはいえ、何も個人属性が弱いからといってカードローンが利用できないわけではありません。
もし、審査に不安があるという理由が個人属性くらいであって、「金融ブラックの状態ではない」「他社での借入がない」のであれば、第一候補に挙げていいのがプロミスです。大手の有名消費者金融の一角です。
プロミスの特徴は、信用情報に問題がなく他社での借入がなければ、かなり審査ハードルが低いという点です。
プロミスは、個人属性の弱い人の多くが「自分でも審査に通った」という報告の多い消費者金融です。

たとえば、「学生・年収60万円」でも審査に通りますし、「フリーター・年収90万円・勤続1年以内」でも審査通過の報告があります。


一般に「カードローンの利用には年収は100万円以上は必要」とされていますが、プロミスの場合には年収100万円未満の学生やアルバイト、派遣社員の人でも審査に通過しています。
これに加えて、プロミスは「24時間即時銀行振込」や「ネット返済可能」「来店なし・郵送物なしの契約可能」など、ユーザーサービスに優れる会社です。
金融ブラックではなく、他からお金を借りていないなら、申込先はプロミスに決めても良いでしょう。

審査に不安があるならアイフル・アコム

もしも金融履歴に多少の問題がある人や、すでに他社借入があるという場合にはプロミスはあまりおすすめできません。
個人属性に問題がなくても「審査が不安だ」というケースの多くは「他で借金がある」という人でしょう。

確かに他社借入があって2件目の業者に申し込みするのは不安です。


こういった場合におすすめなのはアイフルとアコムです。

この2社はプロミスよりも他社借入に寛容な傾向があることが、口コミ情報などから明らかになっています。


絶対とも言い切れないので注意は必要ですが、他社からの借入があるために審査が不安である人や、借入先の2件目として選ぶなら、アイフルとアコムが無難です。
たとえば、「年収300万円以下・会社員・他社借入2件で180万円・リボ残高70万円」という人でも、アイフルの審査に通っています。
「年収200万円程度・2社から70万円の借入・2年以内に1回の延滞あり」という人でアイフルの審査に通ったという報告もあります。
アコムの場合はもっと寛容な姿勢であると考えられており、5年以内に長期の延滞をした経験のあるフリーターが審査に通ったという実績があります。
ただし、申し込みのときの聞き取り調査で「今後の返済計画」や「資金の使い道」などを詳しく訊かれることがあるので、しっかりと受け答えしましょう。

大手の審査が不安なら中小を

もし信用情報に問題があったり、すでに多重債務の状態であったりするケースで、「どうしても借りたい」というのであれば、大手ではなく中小の消費者金融に申し込んでみましょう。中小の業者なら、以下のような審査通過事例があります。
・個人再生の経験がある。
・自己破産してから5年以内。
・ブラック状態で多重債務である。
・大手業者の数社にすでに断られている。
こういった状況にあるときには中小の業者が申込先の候補となります。
・主な中小の消費者金融

業者名

特徴

セントラル

・店舗数が多い
・セブン銀行ATMで借り入れできる

AZ

・かなり属性の悪い人の審査通過事例が多い
・来店なし、郵送物なしでの契約に対応している

アムザ

・必要書類が多いが在籍確認がない
・アルバイトでも契約できる

エイワ

・来店必須がら店舗数は多い
・対面審査で説教されることがある

銀行のカードローンの審査の傾向

三菱UFJ銀行

属性が弱いとか、他社での借入があってカードローンの審査に不安があるというケースで「申込先」の候補に挙げられるのは、実は「メガバンク」です。
特に三菱UFJ銀行が提供しているカードローン「バンクイック」は多少低めの属性の人の審査通過事例の多いカードローンです。

三菱UFJ銀行「バンクイック」の審査ハードルが高くない理由として推測されているのは以下のようなものです。


・審査実績が豊富にある。
・保証会社がアコムなので審査基準があまり高くない。
・メガバンクなので資金面で余裕があり、リスクに対応できる。
・ATMコーナーに「テレビ窓口」という窓口を設けるなど、カードローンの発行に積極的。
特に、給与振込口座や公共料金の支払口座指定など「いつも使っているのが三菱UFJ銀行」という人は、審査で有利です。
「属性弱め」「他社借入あり」という状態でバンクイックの審査に通ったという事例には以下のような人います。
・年収100万円のパート主婦。
・年収200万円代のフリーター歴10年で他社借入が2件60万円ある。
・会社員で年収は300万円あり、勤続年数は1年、他社からの債務が2件35万円ある。
・年収400万円で勤続年数5年の正社員で、他社債務が3件180万円ある。
この他様々な立場の人が弱めの属性でもバンクイックの契約に成功しています。

三井住友銀行

メガバンクの一角である三井住友銀行のカードローンも、属性弱めの人が審査通過できるもののひとつです。

個人消費者向けのローン商品に力を入れており、近年では有名女優を起用したCMをテレビやネットで流しています。


・審査の実績が豊富である。
・カードローンの契約件数をアップさせようという姿勢が感じられる。
・保証会社がプロミスで、審査ハードルがあまり高くないことが推測される。
・店舗に「ローン契約機」を設置して契約しやすい環境を整えている。
上記の理由から、カードローンの審査もハードルがあまり高くないことが推測されます。
三井住友銀行に口座を開設していれば、24時間いつでもネットバンキングを通して借入・返済が可能で、ユーザーサービスにも優れます。

三菱UFJ銀行ほどではありませんが、審査は決して厳しいものではありません。


・非正規雇用でも200万円程度の年収がある。
・年収を問わず正規雇用社である。
・安定収入のある配偶者の扶養に入っている。
上記のような属性であれば、あまりに高額の他社借入がない限り、充分に審査通過を狙えます。
銀行は一般的に「自行ユーザーには優しい」傾向がありますが、特に三井住友銀行はその傾向が強いと言われています。

低金利重視ならイオン銀行

審査ハードルがあまり高くなく、さらに低金利の銀行カードローンとして知られるのがイオン銀行カードローンです。

多くの金融関連サイトでも「おすすめのカードローン」として挙げられているローンです。


イオン銀行は、大型商業施設を運営することで知られるイオングループの金融部門です。
イオングループの主な顧客層は主婦であるため、イオン銀行も主婦向けのサービスが充実しています。
カードローンも主婦が借りられるレベルに審査基準を設けていると言われており、ハードルはあまり高くありません。

しかも「最高金利が13.8%」と低金利です。


ちなみに三菱UFJ銀行「バンクイック」は上限金利が「14.6%」ですので、最高金利を適用されたとしても、必ずバンクイックよりも低金利になります。
口座開設は不要で、任意の金融機関の口座から返済可能という点も有能でしょう。
ただし、自宅への郵送物は回避できませんし、勤務先への在籍確認の電話連絡も避けることはできません。この点をクリアできるなら、申込先として候補に挙げて良いでしょう。

まとめ

カードローンの審査で重視されるのは、信用情報・他社借入・個人属性の3つです。
審査の基準や難易度は公表されていませんが、おおよそこの3つの要素で審査していると考えていいでしょう。
属性や信用情報から自分に向いたカードローンを選ぶようにしましょう。